和敬喜心

和を大切にし、人を敬い、人の喜びを
自分の喜びと思う。
その想いを常に心に。

CSR活動

和歌山の夏を彩る風物詩
「おどるんや~紀州よさこい祭り~」
を応援しています。

「お祭りを通じて和歌山を元気にしたい!」弊社代表の西平都紀子とわずかな委員会メンバーの想いからスタートし2004年の第1回から現在ではお祭りの期間、観客数含め延べ30万人近い和歌山市を代表するお祭りとなった。
立上げ当時、世間では連日のように暗いニュースが報道され、和歌山市においても例外ではなく、全国的にも話題になった悲しい事件、汚職事件などがあり、弊社代表の西平都紀子は、まだまだたくさんの次世代を担う若者が居る中、彼らの行き場が和歌山市内にはあまりにも無さすぎる気がした。
そこで自分自身の中で長年思い続けてきた「お祭りを通じて和歌山を元気にしたい!」といった想いの実現を目指し、必ずや「5年後の和歌山は必ず変わる!」を合言葉に委員会を発足しました。
踊り子さん、関係者さん、お祭りに関わる方は普段さまざまな環境の方たちです。一年に一度しかない日のために培ってきた練習の成果、想いを精一杯演出する踊り子さんの笑顔は、観る人もその笑顔で元気をもらえます。躍りもさることながら、振り付けや衣装、そしてメインの地方車を前にスポットライトを浴びながら演舞するチームさんの本気の笑顔が最高です。子供からお年寄りまで、踊る人も観る人も皆が楽しめるお祭り、まさに「お祭りを通じて和歌山を元気に!」それが紀州よさこい祭りです。

日本財団「職親プロジェクト」
~出所者の自立更生支援活動~
に参画しています。

ひとりをみんなで支える

日本財団職親プロジェクトは少年院出院者や刑務所出所者の円滑な社会復帰を支援するとともに、1997年以降上昇傾向にある再犯率の低下の実現を目指し、2013年に日本財団と関西の企業7社と立ち上げた民間発意による取り組みです。少年院や刑務所内で採用活動を行い、企業が職場を提供、更生保護施設はじめ社会資源と連携しひとりをみんなで支える活動を行っています。
一度罪を犯した者は、本当に気持ちを改め、罪を犯さぬよう社会復帰しようと望んでも、社会の厳しい目や反発などが原因で、叶わないのが日本の現状です。
それは、刑務所出所者や少年院出院者が幾度と犯罪を重ねる悪循環に繋がります。
わたしたち株式会社信濃路は、刑務所出所者や少年院出院者の社会復帰・立ち直りの最初の第一歩のお手伝いをしています。飲食業は未経験者でも比較的働きやすい仕事です。生きていくうえで仕事があるということは非常に大切です。まずは信濃路の店舗で生活の基盤ができるまで仕事をしてもらい、自分の意志で目標ができた時には、その応援をさせてもらいます。そのまま信濃路で働くことを希望する方も居ます。しかし、新しい仕事に就きたい方、離ればなれになっているご家族のもとに戻りたい方などお別れをするケースもあります。わたしたちは、このことを「卒業」と言います。それでいいんです。最初の第一歩のお手伝いをしたいだけですから。
日本の検挙人数は2004年389,027件から減少し続けている一方で、再犯者率(1年間の逮捕者のうち、犯罪者数が2回目以上の者)が1996年 27.7%から2016年48.7%まで下がることなく上昇を続け、罪を犯したうち、約2人に1人が再犯をしている計算です。
また、再犯者の70%が無職で、再犯時の有職者に対し無職者の数は約3倍の人数になっています。

信濃路グループ×SDGsプロジェクト
「人と共に地球の未来を創造するEGAOカンパニー」として
SDGsプロジェクトに取り組んでいきます。

はじめに

私たち信濃路グループは経営理念「和敬喜心」のもと、何より「人」を大切にしています。
私たちは地球と人、さまざまな資源の持続化に向け、今、できることに取り組みます。
世界中の人々の「EGAO」あふれる未来のために・・・
2021年4月、信濃路グループのSDGsプロジェクトがいよいよ始動いたします。
私たちが目の前から取り組むこと

1)食への取り組み
食材の廃棄ロスを減らし、自然の恵みを余すことなく使い切る工夫を重ねます。

2)資源を守る取り組み
必要なくなった衣服の寄付、事務作業のペーパーレス化や紙の再利用、エコ箸やリサイクル素材の利用を推進してまいります。

3)命を守る取り組み
募金や寄付をとおして、世界中の人々の命をつなぐお役にたちます。
私たちが今後挑戦していく取り組み

1)働き方向上にむけての取り組み
まずは社内でのSDGsから・・・困りごとや、悩み事を共有し、働くすべての人々が笑顔で働くことのできる環境づくりを推進します。また、社内の仕組みを効率化合理化し、働きやすい環境を実現します。

2) 人がかがやき、活躍できるための取り組み
社員はもちろんのこと、パートさんからアルバイトさんまで、イキイキと働き続け、活躍できるチャンスを生み出すことのできる教育、評価制度の整備を進めてまいります。

3)食と人、自然への取り組み
志を同じくする方々と連携し、食、人、自然を連動させた、さまざまな持続化の企画を実施してまいります。


近畿大学附属和歌山中学校1年生との「災害に備える弁当開発」に
一緒に取り組ませていただきました。

前回コラボ「海を守ろう弁当」から、新たな取り組み
前回はSDGsを学ぶ総合学習の一環から「プラスチックを使わない容器で和歌山の恵みを表現したお弁当」の開発を共に進めましたが、今回は1年1組の生徒さんが2025年開催の大阪・関西万博に向け、3年がかりで取り組みをされる総合的な学習の一環として企画。観光に役立つとともに南海トラフ巨大地震などの災害に備え、「もしも私たちが非常食を開発したら」を弁当づくりのテーマに掲げ、2023年、共に実現に向けて始動。
開発のコンセプト
・長期保存ができ、身近なところに販売して防災意識を高められること
・万博や和歌山観光の土産として販売できること
・心にしみわたる温かい弁当であること
をメインにして開発を進めていくことに。 また、方針として県の特産物を使い、和食を主とすることメニュー内容、パッケージのデザインなどを授業で話し合い、ご提案をいただきました。
非常食にもなるよう、マイナス30度で冷凍する急速凍結機を使用し、温めたら出来たての味が再現でき、食感が損なわれず、彩りの良いものにするため、具材も考案。
お弁当の決定、「わかやま丸ごと弁当」
使用食材として和歌山の熊野牛とうめ豚を使用。
メインはデミグラスソースで味わう煮込みハンバーグとし、全8種に決定。
「鯛めし」や「肉じゃが」「だしまき」「人参ツナシリシリ」など、子どもから大人まで、世代を問わず、食べやすい料理をそろえました。
中でもハンバーグは、解凍時間で他のおかずとの差ができないよう、小さめの2つに分けるなどの工夫も。
パッケージのデザイン
パッケージについても学生さんが考案されたものから選定し、温かみを感じられるようオレンジ色をベースに鯛やパンダ、梅干しなど、県を代表する名物のイラストをレイアウト。
学生さんの想いがこもった、可愛らしいデザインとなっております。 また、災害用伝言ダイヤル「171」も表示しています。
お披露目と試食会
「わかやま丸ごと弁当」のお披露目と試食会が2024年2月26日、弊社本部で行われ、1年1組を代表して7人の生徒が参加され、急速凍結機など使用工程を見学。
その後、開発経緯など発表をいただき、参加者全員での試食会をし、完成を喜び合いました。

開発を終えて
学生さんからは、「みんなで協力して楽しくできた。被災地などでも、子どもや高齢者にもおいしく食べてもらえるのでは」と。 また、弊社 代表取締役社長の冷水は、「心が温かくなる弁当の開発ということで、お役に立ちたかった。私たちも和歌山の食材を再認識する良いきっかけになった」と話していました。
なお、現時点で「わかやま丸ごと弁当」の販売予定はありませんが、災害発生時には提供できるよう、弊社にてレシピを保存し、今後に活かせるようにしていきます。

近畿大学附属和歌山中学校×信濃路グループ コラボ企画
近畿大学附属和歌山中学校3年生の「BENTOチャレンジ」に
一緒に取り組ませていただきました。

はじまりは、生徒さんからの1本の電話
近畿大学附属和歌山中学校3年生の生徒さん達185名は1年生時から、SDGsを学ぶ総合学習「ふるさとチャレンジ」の一環として、海洋プラスチックごみの調査や海岸のクリーンアップ活動を行っており、和歌山市内の4か所の浜(片男波・浜の宮・磯ノ浦・友ヶ島)で実施されてきました。
そして、2022年11月には最後の5か所目として、和歌山市加太の浜でビーチクリーンを予定していて、その際に自分達で考案した「プラスチックを使わない容器で和歌山の恵みを表現したお弁当」をみんなで食べるのを目標に掲げており、そのお弁当の開発を一緒に取り組む企業として、生徒さんから直接お声がけいただき、2022年5月「BENTOプロジェクト」に参加させていただくことになりました。

お弁当の方向性
1)プラスチックを使用しないお弁当
2)見た目も内容もインパクト
3)地産地消「ふるさと」にこだわる
4)信濃路とWIN-WINの関係を築く
生徒さん達の話し合いの結果、上記4点を基準に進めていくことに。

ミーティングを重ねて
弊社役員とのミーティングを重ね、各クラスの提案から良い点を選び、ひとつのお弁当にまとめ、2022年9月22日 各クラス代表生徒さん達が弊社、本部セントラルキッチンにて商品開発・試作に参加。

最終プレゼン
2022年10月20日 完成したお弁当の内容紹介や、全生徒が1枚ずつ提案してくれたお弁当パッケージのデザインやネーミング案について、生徒さん達から弊社経営陣へ最終プレゼンをしていただきました。
お弁当の決定!
最終プレゼンの提案を厳正に審査させていただき、弊社経営陣にてネーミングおよびパッケージデザインを決定させていただきました。(ネーミング:海を守ろう弁当)

“生徒さん達による栄養バランスも考えたメニュー”
【主菜】紀の国みかんどりの生姜焼き・まぐろカレー風味揚げ
【副菜】ポテトサラダ(※和歌山産トマト・ブロッコリー、生野菜はオーガニック食材使用)・青菜としらす(※青菜は端材を活用)
【主食】鯛めし・梅干しご飯
【デザート】近大みかん大福(※規格外みかん使用)

「BENTO」プロジェクト 最終章
2022年11月22日(火)、加太 海水浴場にてビーチクリーン活動後、昼食に“海を守ろう弁当”をお召し上がりいただきました。
そして、「海を守ろう弁当」の販売へ
近大附属和歌山中学校のSDGsへの取り組みである「海を守ろう弁当」を信濃路で販売することにより、中学校の皆様の取り組みを多くの方に知っていただき、地産地消・自然を守ろう!というメッセージを伝えることを目的とし、期間限定・要予約制にて一般のお客様へ「海を守ろう弁当」を販売しました。
※販売・受取は下記店舗としていました。
・和音(近鉄百貨店 和歌山店 地下1階)
・信濃路(鳴神店・四ヶ郷店・本町店・国体道路店・秋葉店・紀ノ川店・岩出バイパス店・キーノ和歌山市駅店)
【販売期間】
2023年1月11日(水)~3月31日(金)
現在、販売しておりません。